実施報告
開催イベントの報告
2025/02/11
環境保育講座―コーナー保育実践編ー
2025年2月1日(土)環境保育講座②ーコーナー保育実践編ーを行いました。
環境保育講座①では、子どもにとって環境とはどういうことなのか?
未来を生きていく子どもたちには、どのような力が必要か?そのための環境とは?という基本的なことを学び、そのために必要なコーナー保育を学びました。

環境保育②では、コーナー保育をどのように作り上げていくのか?実践編です。しかし、そこが最終目的ではなく、環境を整えた後に子どもたちが主体的に生活し遊ぶことが出来ているかが大切です。

環境を整えても保育士の言葉かけや一日の生活が保育士主導で進めていては、私たちが目指す環境保育によって養う子どもたちの主体性は育ちません日常の保育を振り返りながら進めていきました。コーナー保育の作り方では、ハワード・ガードナーの8つの発達知能の理論を取り入れ、個々の子ども達の能力を十分保障できるコーナーになっているかどうか考えてみました。

また、東喜連保育園やのぎく保育園の映像(動画)を見させていただきました。日常の生活の中で子どもたちが、自分たちの意思で自然に行動し夢中になって友達と遊ぶ、生き生きとした姿に本当に感動しました。

当たり前のことが当たり前に認められ共に生活する幸せが、そこにはあるように感じました。
そんな保育園を皆でこれからも目指したいですね!!

そして、今回は特別プログラムとして、子ロバ保育園5歳児のプロジェクト活動の実践発表を担任の浦岡先生からしていただきました。
テーマは「大きさ」です。1枚の手紙から宝探しが始まります。その経過の中で「大きい・小さい」「長い・短い」「思い・軽い」「遠い・近い」を、体験し感じながら学んでいきます。
浦岡先生は、子どもたちの気づきや発見を的確に見つけ、次の行動へと導くように提案や言葉かけをしていきます。そして「子どもたちの見つけた時の歓声や笑顔を見て僕もとても楽しかったです。次はどんな反応があるだろうとワクワクしました!」と、話していました。

保育士として素晴らしい感性を持っているなあ!と、心から嬉しく思いました。浦岡先生、ありがとう!!

今年度最後の講座となりました。1年間を通して講座を開催するにあたって心がけたことは、お話しする内容が日々の実践と重なり、参加者の皆様が子ども達への対応や保育の在り方を振り返ることが出来るよう願って開催したことです。

そして、今後も皆様とともに『子ども主体の保育園・皆で学びあえる保育園・笑顔いっぱいの保育園』を目指していきたいと思っています。

5月から始まる予定の2025年度の「あそびとまなび保育・教育研究会」をよろしくお願いします。
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