
開催イベントの報告
2024/09/25
すくすく保育園園内研修-プロジェクト活動「クリスマス」ー
2024年9月21日(土)すくすく保育園の園内研修に参加しました。
今回は、幼児保育プロジェクト活動の実践編です。すくすく保育園は、今年度からプロジェクト活動に取り組んでいます。まずは、プロジェクト活動は子どもたちにとって、どのような成長につながるのか、という基本的なことを学びました。具体的な実践方法を学ぶのは、夏に「水」のテーマで実践研修をしてから2回目です。
「水」のテーマで研修をしたときに感じたことは、職員の皆さんの発想が柔軟であり、とても楽しい!明るい!学びにつながると、感じました。
これは、とても大事なことです。発想が柔軟であるということは、様々な思いや発想を持つ子どもたちの気持ちにも気づき寄り添えるだろうし、保育士が楽しく明るく学べるというのは、保育園の財産であり、子どもたちにとっては何より心地よく過ごせるだろうと思います。
そんなすくすく保育園には、そうだ!!今回は「クリスマス」のテーマにしよう、と思いました。クリスマスを今から準備し、発想豊かに楽しく取り組んでいただこう!と、提案しました。残暑厳しいとはいえ、9月も末になり10月も目の前、あっという間に12月に入りクリスマスがやってきます。
クリスマスの実践を紹介し解説し、各グループでプロジェクトカリキュラムの作成に取り掛かりました。
3歳児クラスは、いつでも遊べるサンタコーナーを作り、サンタさんの服を置いて、サンタクロースになってごっこ遊びができるようにする。また、サンタさんのことをもっと知るために、パソコンで映像を見せる。保護者にも聞いてみるように働きかける。最後はサンタさんのためにお部屋を飾りつけ、サンタさんを迎える。
3歳児らしい、お家の人も巻き込んでの、とても楽しい活動になりそうです。
4歳児は、「サンタクロースの住む国」を調べ、雪の結晶を制作に取り入れ、サンタの住む世界を作る。また毎年、プレゼントを持ってきてくれるサンタさんに、お礼に喜ぶことをしてあげよう…というような気持になるよう、サンタさんのことをもっと知ろう。「どんな食べ物が好きだろう?」「サンタさんが来るまでにこんな飾り物を作ろう!」と、最後はサンタさんのために考えながら制作をする、というカリキュラムです。
とても、面白い発想ですね。そうか、サンタさんはプレゼントを持ってきてくれるだけの人にしないで、自分たちも喜ばせてあげるんだ!!なんて、素敵な発想です。
5歳児は、サークルタイムでクリスマスについて知っていることを話しながら、子どもの発言から世界に目を向けていく。5歳児は個々にタブレットを使って、世界のいろいろなクリスマスについて調べる。調べものコーナーや掲示や写真なども貼る。国によって、クリスマスの過ごし方や食べ物の違い、サンタクロースもいろいろなサンタクロースがいることを知る。いろいろな国のクリスマスマーケットを映像で見て、ごっこ遊びの好きな5歳児は最後はクリスマスマーケットごっこに発展させたい。
5歳児らしい取り組みだと思います。世界に目を向け様々な国様々な生活のあることを知り、多様性を感じてほしいですね。
また、ぜひクリスマス会にお邪魔したいと思います。呼んでくださいね!!待ってまーす!