実施報告
開催イベントの報告
2024/09/13
なのはな保育園 園内研修ー2歳児の保育ー
2024年9月5日(木)なのはな保育園園内研修 ―2歳児クラスの保育― に参加しました
なのはな保育園は桜ノ宮から歩いて5・6分、とても便利な大阪の中心地に位置しています。滋賀から伺う私にとっては、とても有難いです。しかし、何回伺ってもいつもちょっと迷うのです・・・相変わらずの方向音痴の私です。
チョコっと迷い、園長先生にご心配をおかけし、何とか9時30分に到着しました。

2歳児の保育室は、年齢に即した遊びのコーナーが設定されていました。室内環境を拝見していると、子どもたちが戸外の遊びから帰ってきました。グループごとに手洗い・排泄・着替えを済ませ、お茶を飲んだ後は、好きなコーナーに行って遊び始めます。

おままごとコーナーでは、赤ちゃんを抱っこしてミルクを与え、寝かせたり・・・赤ちゃんに何か話しかけたり・・・2歳児らしい姿に微笑ましくていつまでも見ていたいような楽しい遊びの風景でした。
また、線路と電車のコーナーでは、一人の男の子が、どんどん線路をつなげ電車を走らせ、そこにブロックでトンネルのようなものを作ったり、積み木を家のように置いたり、真剣に遊びを進めていました。“これからもっと構築遊びが充実してくるだろうなあ・・・”と、思い見ていると、一人の男の子が乱入!!何しろひとつ残らず、レールを外していきます!!しかし、外されている男の子は不思議と怒らない、喧嘩になりません。きっと、毎日の生活や遊びの積み重ね、保育士の援助の中で、2歳児なりの人間関係や理解を生み出しているのかなあ、と感心しました。
“すごいなあ、えらいねえ”と、思いながらほっこりしました。

そんな午前中の姿を見せていただき、戸外から室内へ、遊びから食事へ、食事から午睡へと移行の中での問題点など、今回の園内研修の視点をいくつか設定してみました。
視点①環境構成
視点②遊び
視点③排泄・着脱
視点④食事
視点⑤睡眠
視点⑥子どもとの関連性
視点⑦保育士同士のコミュニケーション
午後からはこの視点に基づき、午前中での私の気づきをお話ししました。

先生方の動きの整理や行動の在り方、環境の見直しなど話し合いが進む中で、主任の先生や副園長先生の助言も加わり、いろいろな質問や意見が出ました。
お互いの立場や役割を考え尊重しながら、助言をし、質問をし、意見を言い、少しでも良い保育を作り上げていこうとしていることが伝わってきます。
若い保育士さんが「私ができない分、先輩がカバーし優しくしてくれることが、余計に辛いです」と、しかし「悩んでいるけど、保育は楽しい!」ということで、笑顔を見せてくれました。素敵です!!ファイト!!

職員の皆さんにも癒されました。ありがとうございます!!
なのはな保育園 園内研修ー2歳児の保育ー
クローズアップ
なのはな保育園 園内研修ー2歳児の保育ー
クローズアップ
なのはな保育園 園内研修ー2歳児の保育ー
クローズアップ
なのはな保育園 園内研修ー2歳児の保育ー
クローズアップ
一覧ページへ戻る