
開催イベントの報告
2024/09/04
乳児保育の重要性② -保育士の援助と環境ー
2024年8月24日(土) 「乳児保育の重要性②-保育士の援助と環境ー」の講座を行いました。
「乳児保育の重要性①-担当制はなぜ必要かー」では、乳児期がどれだけ今後の成長に大きな影響を与える重要な時期なのかを学び合い、その中での保育園の役割の大切さ、保育士の重要な役目を再度確認しました。その大切な乳児保育にとって、育児担当制の保育理念・方法論が、乳児期の集団保育に適切な保育であると学びました。
今回「乳児保育②-保育士の援助と環境ー」では、日頃の保育を振り返りながら、保育室の環境は整っているか?私たちの何気ない援助は適切か?保育士同士のコミュニケーションはうまくいっているか?、パワーポイントでここは重要!!というところを確認しながら、日頃の各園の状況を振り返る時間を持ち、出来るだけ多く記述していただくようお願いし進めていきました。
私が現場にいるときに感じたことです。理想的な環境構成を学び、保育改革の必要性を感じても、それぞれの園には様々な都合があり、それをどう克服していくかということが、課題です。基本的な知識を学び、たくさんの情報を得ることは大事です。それをどう実践していくかは、個人の意識改革と集団としてのまとまり方が重要だと思っています。
今回は、そこに気付いてほしいと願い「振り返り研修」としました。皆さんの振り返りは、実践につながったでしょうか?
さて、今回で前期の講座は全て終了しました。沢山の方に参加していただき心より感謝申し上げます。後期の講座は11月からです。また、皆様と共に学べることを願っています。